ゆったりとしたお茶の世界
膨大な種類の中国茶の中から、中国政府公認茶藝師の資格を持つオーナーが43種類を厳選して、しかもそのお茶にあった軟水を店内で精製し、スタッフが説明しながら煎れくれる。二煎目からはテーブルに置かれたポットを使って思い思いにお茶を楽しんでもらうというスタイルをとっている。ゆったりとお茶を淹れる仕草もまた楽しいものです。
「中国茶は香りを大切にするお茶、バリエーションの豊富さも魅力なんですよ」と話すのは「吉理吉理」のオーナーの塚野真理子さんです。カウンター席は、スタッフとゆったり会話を楽しめるように工夫されており、ここでいただく「桃杏仁」「やわらかプリン」「チキンベースの中華粥」「お茶漬け」なども素朴な味です。
また、インテリアもお茶の世界を楽しむのに相応しい遊び心にあふれており、見る角度によって様々な表情を見せる。その他、茶器や茶葉の販売も行っており、家庭でも気軽に楽しめそうなものも数多く揃っています。ゆるやかな時間とともにお茶を味わう。そんな世界に自分を誘ってみることで別の自分に出会えるかもしれません。