鳴子温泉郷めぐり?その2
鳴子温泉の温泉街から108号線を上って進むとやがて鳴子ダムが見えてきます。このダムを越えると、間けつ泉で有名な鬼首温泉に到着します。鳴子の温泉街から車で20分ほどの距離ですが、自然環境が豊で夏は避暑地として、冬はスキー客で賑わう温泉地としても知られているスポットで若い人たちにも人気があります。
この辺一帯は大地のエネルギーがあふれており、遊歩道を歩くとあちらこちらに噴気があがっているのが見えます。地獄沢や間けつ泉がその代表格なのでしょうが、このエネルギーを利用した地熱発電所も近くにあります。間けつ泉は約20分間隔でプシューッという音ともに20mもの高さにまで湯柱を吹き上げます。
ここには7軒の温泉旅館と1軒の日帰り入浴施設があります。その中の一つ、吹上温泉の峯雲閣は、自然を体感できる滝壺の湯で、滝になって流れ落ちる天然の湯を滝壺の浴槽で楽しめる。5?10月までの季節限定ですが、この期間は最適な湯加減であると評判です。1日に8組しか受入れないという拘りが、秘湯の名をより一層高めているようです。