中国料理「桃李」?その1
昨年で20周年を迎え、今年9月に新装されたホテルメトロポリタン仙台の中国料理「桃李」は、中国の桃源郷をイメージしたものだという。中国の詩人・陶淵明の「陶花源記」に描かれている桃林に囲まれている平和で豊かな理想郷のことです。店内に一歩足を踏み入れると、そこはまさに桃の花が咲き誇る幽玄の世界です。
「桃李」の料理テーマは、東北食材の醍醐味を追求した体にやさしい中国料理」。中国料理というと、どうしてもこってりしたイメージがありますが、ノンコレステロールの油を使用することで、ヘルシーに味わってもらえるよう配慮しているという。地場の野菜を多用することで、体にやさしい中国料理を実現しました。
ホテルのテーマである「地産地消」に積極的に取り組み、野菜に限らず殆どの食材を、仙台を中心とした東北産の旬のものにこだわっています。ときにはスタッフが生産地を訪れ、使用する食材がどのように育てられているのかを自身の目で確かめる「産地見学」を行っています。それはひとえにお客様に安心・安全な素材を食べてもらいたいという思いからです。