割烹 天ぷら 寿司 三太郎
晩翠通りから脇道に入ったところに、創業35年になる「三太郎」があります。新鮮な素材を活かし、職人が丁寧に仕上げた四季折々の料理を存分に味わえる店です。季節ごとに変わる庭園を眺めながら、ゆったりと食事を楽しむことができます。職人のこだわりは、土鍋で炊き上げた特性のふっくら極上ご飯にもうかがわれます。
七つ森にある半睡窯の陶芸家・平井半睡さんが美味しいご飯を焚くために極めた「半炊釜」は、厚みがあり丸いフォルムが愛らしい。一つひとつ手作りで釜の内部に炭の成分を焼き付けることにより、水を浄化し、遠赤外線がまんべんなく当たるのでご飯がよりふっくらと美味しく仕上がる。お米はもちろん宮城登米産のひとめぼれです。
ご飯がいっそう美味しく味わえると評判なのが名物の釜めしです。オーダーしてから「半炊釜」で焚きあげる釜飯は、一人分が釜のままテーブルに運ばれてきます。蓋をあけると、表面にツヤツヤ光るカニの身がぎっしり乗っていて、ご飯と身が絡み合いより深い味が楽しめます。エビと貝柱のかき揚げをのせて抹茶をかけた「天茶」もまた風情があります。