精華堂あられ総本舗?その1
精華堂あられ総本舗は、日本で唯一、原材料に国産無農薬栽培米を使用した米菓専門店です。二代目で現会長の清水精二さんは、原材料となるお米のおいしさと素材の安心・安全にこだわり続け、全国を探し歩いた結果、無農薬のものが一番おいしいと実感したのが、無農薬のお米との出会いだったということです。
奥羽山脈からの清流が流れ込む米どころ大崎市に魅せられ、平成3年から工場を稼働しています。主原料の米のほか、醤油などの副原料も徹底して無農薬に統一しました。農薬が原因で叔母を亡くしたという経験もあり、より自然に近い農法を探しいたときに出合ったのが、青森で農業を営んでいる木村秋則さんでした。
木村さんは、絶対に不可能と言われていた無施肥、無農薬栽培のリンゴを長年かけて成功させ、テレビなどで一躍有名になった人です。木村式自然栽培米に取り組んだのは3年前からで、大崎市のJA加美よつばと地域の生産者に会長自らかけ合って、自然農法への切り替えを口説き続けてきた熱意が見事に花咲いたというわけです。