仙台市宮城野区岩切?その1
仙台市内には根白石、熊ヶ根、秋保の長袋や馬場、岩切などの古い街並みが結構残っています。国道4号バイパスから、東光寺までまっすぐ伸びる今市の旧道に入ると、奈良・平安時代には東北一の繁華街だったという説もある岩切今市の町並に出合います。昔風の民家が立ち並ぶ中に、洋食屋「ひの」という店があります。
つい見過ごしてしまいそうな店ですが、馴染み客は多いということです。以前東京の料理店で修業をしたご主人の自慢は、2?3週間かけて仕込むデミグラソースで、これを使った「カレー」や「シチュー」「ハンバーグ」は一流の洋食屋さんの味です。固めに焼いたデザートのプリンも結構いけます。少し行くと「山田百貨店」があります。
昭和の時代には、数店舗を運営するちょっとしたスーパーでしたが、今でも名前の通り雑貨、荒物、用品、食品などをはじめ、上棟式用品一式、味噌づくり用の「麹」「沢庵漬けの素」といった商品がずらりと並んでいます。通りの中間にあたりにあるのが、「ファビュラスモダーンズ」という椅子、テーブル、照明器具などを販売している店です。