行者の道遊歩道?その2
ここの滝には大きな土クモが住んでいて、しばしば行者を悩ませたので「クモ滝」という名前が付けられたということです。滝つぼの右には岸壁に行者が彫り刻んだ不動明王の魔崖仏が残っています。ここから歩いて数分、「クモ滝」と並んで見所の一つとなっている「穴滝」に辿りつきます。この滝はその名の通り、滝の中央に深さ1.8mの穴があいている。
滝つぼの前には慈覚大師が坐禅をしたと伝えられている岩も残っています。この穴滝はコースの中ほどのところにあり、ここからは、木の道や丸太橋あり、また小川超えなどありで、ひたすら山の中を歩きます。穴滝から540m歩くと「もうすぐあじさい園」という案内板が見えてきます。細い道をしばなく歩くとやっと道が広がります。
あじさい園あたりはグッと歩きやすくなり、もうすぐゴールで車の走れる林道にでて、1.5?の遊歩道が終わりになります。しかし、本当の終わりはまだ先で、今度は車を停めてきた出発点まで林道を歩くとことになります。広い道なので比較的歩きやすいのですが、距離は約3?あるとのことなので、全行程約1時間半ということになります。