後ろめたさが一気に解決
レオ君のことを話題にしながらも、今日は散歩に誘い出すのはやめようということになりました。その理由はいろいろありますが、中でも飼い主の了解を得ていないというのが一番でした。更に、その後親切なお姉さんにもあっていないので、とんでもないお節介をししまったのではないかという反省もあったからです。
ところが、まっ暗闇の横丁からなんとなく人の気配を感じた家内が、お姉さん!と声をかけてみました。するとまさしく探していた、あの親切なお姉さんだったのです。彼女は今からレオ君のところに食事を届けるところだったのです。よく事情を聞いてみると、飼い主も優しい人で、仕事の都合を見てレオ君を散歩させているのだということでした。
そこで、実は私たちも内緒で散歩させてもらっていることを打ち明けることにしましたが、お姉さんは快く承諾してくれましたので、今後は気兼ねなく協力できることになったのです。わが家のムサシも当然喜んで、このプロジェクトに加わることを約束しました。当然のことながら散歩の七つ道具はムサシ愛用のものを提供してくれます。