仙台市博物館
JR仙台駅から西に延びる青葉通りを進むと、広瀬川に架かる大橋があります。この橋を渡ると仙台城址を中心として、仙台市博物館、宮城県美術館、仙台市国際センター、東北大学、宮城教育大学などが、自然に囲まれて点在しています。仙台市の今と昔を感じる教育文化ゾーンともいえるエリアが広がっています。
その中の一つである仙台市博物館は、仙台城(青葉城)の三の丸跡に昭和36年に開館しました。国宝に指定されている支倉常長の慶長遣欧使節関係資料を始め、重要文化財の伊達政宗所用具足、陣羽織、豊臣秀吉所用の具足など伊達家寄贈文化財などのほか、仙台にかかわる歴史、文化、美術工芸品を8万点収蔵しています。
常設展示は年に4回展示替えが行われ、随時千点程が展示されています。常設展示のほか年に数回行われる企画展と特別展は、毎回多くのフアンが訪れる充実した内容になっています。館内には支倉常長の映画を上映するミニシアター、図書閲覧や資料検索ができる情報資料センター、レストラン、ミュージアムショップなどもあります。