松島の活穴子寿司
松島のグルメといえば、冬はカキ、夏は穴子と相場が決まっていますね。特に最近人気が急上昇の穴子は目が離せません。その穴子の新しい食べ方が、いま話題を呼んでいます。それは、生の穴子を使った握り寿司です。「活穴子をさばいていたら、身がピカピカ光って美味しそうだったので」とは、寿司幸親方の西村さん。
臭みのない穴子の目利きや下ろし方、食べ方などの試行錯誤を繰り返し、数年前からメニューに乗せたということです。純白の身が乗った握りは、コリコリとした食感でクセがなく、噛むと甘みがじわりと口に広がります。新しいのに懐かしい味はとても不思議で、おなじみの穴子の握りと同じ魚とは思えないほどです。
あのふわっとした独特の感じからは想像もつかない食べ心地で、そのギャップがまたたまりません。また、町内の食堂では6?9月に穴子丼フェアが開催されています。穴子は、天ぷらや白焼き、それぞれの店の工夫がいきる秘伝のタレなど、色々な楽しみ方はよく知られていますが、そこにまた一つ新しい美味いものが加わりました。