宮城さくらの名所?白石城
冬が帰りそびれているうちに、南の方からは桜のたよりが聞かれるよう季節になりました。昨年はついうっかりしていて、宮城県の桜の名所を十分に紹介し切れませんでしたので、今年は少し早めに取り掛かり、名所といわれるところを余すことなく紹介したいと思っております。まず、第一回目は最前線の「白石城址・益岡公園」です。
白石城は、伊達家の重臣であった片倉小十郎の居城として知れていますが、現在の天守閣は平成7年に復元されたものです。この白石城がたたずむ「益岡公園」には約400本の桜が植えられており、例年4月になると花が咲き、天守閣の優雅な姿をより一層浮き立たせます。桜まつり期間中は夜間ライトアップされ、とても幻想的な光景に浸れます。
公園の周辺にはお堀や沢端川の清流、武家屋敷などの見所も点在しており、城下町の風情を楽しみながら、名物の温麺をいただくのも風流ですね。白石城桜まつりは4月4日から29日までとのことなので、もう間もなくですが、待ちきれない人は桜前線を迎えに出るのも一興かもしれません。何せ冬将軍のように居座ったりはしませんから。