ちょっと嬉しいお便り
今年の正月、あるお客様から年賀状を頂戴しました。お名前には心当たりがなかったのですが、読んで見るとどなたからのものかすぐに解かりました。というのは、そこには次のようなことが書いてあったからです。「昨年の暮れに2人でお店に立ち寄った際、黒豆と昆布をいただいたものです。あの後すぐに故郷でお正月を迎えました」とあった。
更に続けて、「あのときの黒豆を母が大変おいしいといってくれたので、是非レシピを教えてください」と書いてあったのです。そこで、せっかくのご所望なので詳しく書いて送りました。それからしばらくたった先日、今度は新郎新婦の写真入りの手紙が届きました。2月の1日に結婚式を挙げたため忙しくて、お礼が遅れたという内容でした。
そこにはまた、「お蔭様で黒豆を上手に煮ることができてとても嬉しい。今度は昆布にも挑戦したいと思いますので、また教えてください」と書いてありました。大変お幸せそうだったので、他のお客様にもお裾分けをしようと思いこの記事を書いています。まな板や包丁がない家庭も多いという今日、黒豆や昆布の作り方に挑戦する頼もしいお嫁さんですね。