プロらしいプロが少なくなった気がしませんか
先日テレビの映りが悪くなったので色々思い悩んだ挙句、やっぱりプロの人に見てもらったらということになり、某有名家電店のサービスを受けることにしました。電話の対応などは、マニュアル通りで実に円滑に交渉が進みましたが、問題はその後の対応のまずさです。どうやらそこまでのマニュアルはできていなかったようです。
アンテナに問題があるのではと相談したのですが、サービスマンはわが家を訪問するや否や、見積書を取り出し、アンテナやその他の部品、取り外しや取り付け料などを書き始めたのです。始めはプロの仕事に口を挟むのはどうかと思い、黙って聞いていていましたが、これで終了というではありませんか。思わずちょっと待ってくださいと言いました。
これではいくら何でも乱暴すぎませんか。アンテナに問題があるのではといって頼んだとはいえ、現場も見ないですぐ取り替えることを前提に話を進めるのは納得が行かなかったからです。それではアンテナを見てみますかというのである。その挙句出した診断結果がまたトンチンカンなものであったことが、本物のプロによって明らかにされたのです。