気仙沼地方のユニークな祭り
各地でにぎやかに繰り広げられた夏祭りが一段落したと思うと、もう秋の収穫を祝う祭りが目前に迫っています。10月に行われる「気仙沼・本吉地方産業まつり」では、気仙沼魚市場を会場に、魚介類、農産物、木工品などの地域特産品が一堂に集められ、100を超える店で賑わい、振舞酒やイベントも盛りだくさんです。
なかでも圧巻なのが、毎年ギネスブックに挑戦しているジャンボのり鉄火巻き大会でしょう。また、11月になると旬のカキを味わうことができる「リアス牡蠣まつり唐桑」が行われます。この催しは、唐桑町民運動場を会場に開催されるもので、カキ田楽、カキ鍋、カキ炭焼きなどの試食コーナーが設けられます。
そのほかにも、カキなどの魚介類や農産物の販売コーナーやカキ殻積み上げ、カキむき体験などカキづくしのイベントです。続く12月には南三陸町で「志津川湾おすばでまつり」が行われます。「おすばで」とはこの地方独特の言葉で「酒のつまみ」の意味です。南三陸町地方卸売市場を会場に行われ、正月に備えた新鮮な海産物や農産物が並びます。