お客様が帰った後のムサシ
しばらくの間は、お客様が帰った後リードをはずすというパターンを繰り返していましたが、ムサシにとっても、あのお客様は誰かということに少なからず興味あるのでは?と思える場面が何度かありました。そこであるときから、お客様が帰った後で、あの人はこういう人だということを詳しく説明することにしました。
それ以来、一応玄関まで出迎えに出るのですが、吠えることは一切なくなりました。ただし、初めての人の場合は、説明を怠るとやっぱり吠えるのですが、それも数ヶ月で殆ど解消しました。お客様の気配を感じると、リードを結んであるピアノの前で首輪をかけられるのを待つしぐさだけが残ってしまいました。
話の邪魔をするなどということは全くありませんが、あまり長いと寝入ってしまうこともあり、リードで束縛するのが可愛そうです。日々学習して人間社会に馴染もうとしているのに、ただ可愛がるだけでは、本当にムサシの存在を認めたことにはならないのでは、という思いがして、じっくりと話し合って見ることにしました。