ある日のムサシのスケジュール?その2
はじめはゆっくりとした足取りでしたが、徐々に調子がでてきたのか、いつの間にかハイペースになってきました。どうしたのかと再び聞いて見ると、実は行きたいところが左右にありどちらを優先するか、どちらへも行くとすればオヤジの都合もあるだろうと思って、あれこれ悩んでいたので、つい調子が悪いと言ってしまったというのです。
そこで私は彼に言ってやりましたよ。そんな水臭い、“オレとお前の仲ではないか”と。そうかそれを聞いて安心したとばかり、その日の散歩は何と3時間超の大行進になりました。帰りを待っている家内に携帯で連絡をとり、朝食を一人で済ませ仕事に出かけてくれといっておいたとはいうものの、これは一体どうしたことだろうと解釈に戸惑いました。
実は、わが家のムサシはこうしたことは今日が初めてではないのです。事情が許せば、塩釜市内だけではなく、周辺を全て探検したいと常々思っていたらしく、私たち夫婦の会話を聞いていて自分の体調と合わせて散歩のスケジュールを決めていたというわけです。そういえば、今朝は確かに仕事で出かけようかどうしようかという話をしていました。