塩竃みなと祭?その2
松島湾で神輿海上渡御が行われているなか、塩釜港西埠頭の海の広場では、第二管区海上保安本部の巡視船「くりこま」が一般公開され、海に関係する色々な展示や露店も出ますし、塩竃市立浦戸第二小学校・浦戸中学校「浦戸あっぱれ太鼓」、塩釜女子高ダンス同好会「HIP-HOP」その他盛りだくさんのイベントが企画されています。
一方、陸上パレードも負けてはいません。20周年を迎える「よしこの塩釜踊り」に加え、「徳内ばやし」や「塩竃ねぶた」がパレードを盛り上げます。小学校バトン、PLバトン、ベガルタチアリーダー、はっとせ踊り、よしこの塩竃踊りコンテスト、朱雀連万灯みこし、互助会万灯みこしと続きます。
パレードの華は「よしこの塩釜踊り」ではないでしょうか。「よしこの」とは、江戸時代に流行した「よしこの節」という、日本独特のリズムに乗せて、即興で歌い踊る民謡のことです。伊達藩の廻米船の港だった塩竃にも当然「よしこの節」は上陸し、流行しました。それがやがてはっとせ踊りで知られる「塩竃甚句」として継承されています。