塩竃みなと祭?その1
歌枕ともなった塩竃の「千賀の浦」で、7月20日から21日まで「塩竃みなと祭」が繰り広げられます。まず、20日の前夜祭「ひかりピア塩竃」は、8,000発の大花火大会がメインの催しものです。全国の花火師集団である「芳賀火工」が打ち上げる空中ナイアガラやスターマインなどが、夜空を焦がし東北に夏の到来を告げるイベントです。
メイン会場となる塩釜市魚市場では露店もオープンし、「いそ山あかり太鼓(キッズ)」、「さかえ里美歌謡ショー」、その他の多彩なイベントも用意されています。21日本祭の最初の見所は、何といっても二基の神輿が急な表坂を御同列で下がってくるところでしょう。それから二基の神輿は御座船に乗って、約百隻の船を従えて松島湾を巡航します。
二基の神輿とは、ご存知奥州一宮で有名な志波彦神社・塩竃神社の二つの神輿のことです。志波彦神社の神輿は龍鳳丸、塩竃神社の神輿は鳳凰丸に奉安してマリンゲート前から御発船し、それぞれ異なったルートを巡航します。御発船前後には、いそ山あかり太鼓、御座船音頭(塩釜市婦人会)などで、一大絵巻を盛り立てます。