石巻川開き祭り
旧北上川の河口で繰り広げられる夏の一大イベント。17世紀初めの大規模な北上川改修工事により、石巻発展の礎を築いた川村孫兵衛重吉翁への感謝の祭りとして、石巻市制以前から催されている伝統行事です。7月31日の前夜祭は、住吉公園前から中瀬にかけての旧北上川河畔で行われる流灯で幕を開けます。
本祭り第1日目の8月1日は、旧北上川で市内の企業や団体が出場して行われる「孫兵船競漕」や目抜き通りで各小学校の鼓笛隊による「陸上パレード」などが見所です。夜はお楽しみの花火大会。打ち上げ総数15,000発で東北有数の「豪華花火大会」では、200mに及ぶ「ナイアガラ大瀑布」、大型の仕掛け花火や水中スターマインが打ち上げられます。
2日目は、「陸上パレード」「大漁踊り」「お祭り広場」「アクアカーニバル」などのイベントが行われ、水上では、前日に引き続いて「孫兵船競漕」が行われます。夜のメインイベントは、かがり火の中で行われる「大漁踊り」でにぎやかに祭りを締めくくります。大漁唄いこみが響きわたると、街中が踊り手の熱気で埋め尽くされ、見るものをも熱くさせてくれます。