みやぎ蔵王のもう一つの顔
長い冬の終焉を実感させられるのが、4月末の蔵王エコーライン開通です。この時期、ここ「みやぎ蔵王えぼしスキー場」も白いゲレンデが化粧を直し、一面に黄色いじゅうたんが敷きつめられます。50万株のすいせんが2.4haの広大な斜面いっぱいに咲く景色は、まばゆいばかりで、ゴンドラからの眺めも展望台からの眺めも最高です。
この時期、すいせん祭りも開催され、食べ放題のジンギスカンやすいせんソフトクリームも人気があります。一方、白石市の小原温泉にある「スパシュランドパーク」は、春に13万株のシバザクラが鮮やかな色で咲き誇り、公園中が甘い花の香りで包まれますが、この公園では一年を通じて四季折々の花が楽しめるということです。
また、白石市のお隣角田市の阿武隈川河川敷では、3.2 ha の広大な面積いっぱいに250万本もの菜の花が咲き乱れます。開花期間中は、菜の花祭りが開催され、コンサートなどのイベントも開かれますし、地場産品の販売所もでてにぎわいます。蔵王連峰を望みながら黄色い菜の花とのコントラストが楽しめるのもいいですね。