地場産野菜の恵みを手作りで
100種類にも及ぶ減農野菜と米を育てている農家レストラン「もろや(仙台市若林区)」では、2種類の日替わりランチがあり、煮物やサラダ、炊き込みご飯など、地元産野菜の旨みがギッシリ詰まった料理が楽しめます。月・火曜日は休業となっており、いずれも予約が必要ですが、プロ顔負けの腕前と評判も高く、晴れた日にはガーデンランチ(おにぎりセット)も楽しめます。
同じく「ふみえはらはん(加美町)」は、農家レストランの草分け的存在で、50種類にも及ぶ自家栽培の野菜やアイガモ農法で育てた米などを使い、加美地方の郷土料理を提供している。春は山菜、秋はキノコといった山の恵みをいただけるのも魅力の一つです。また、7?8品目が並ぶ日替わりランチもボリューム満点で、農家の手作りならではの家庭のぬくもりが伝わってきます。
一方、こちら「延命餅本舗(仙台市若林区)では、郷土の高級もち米である「みやこがね」を使った田楽餅が自慢の店です。餅は練り餡、醤油、ゴマの3種類で、添加物は一切使わず、一つひとつ七輪で軽く焦げ目をつけ、注文を受けてからタレをつけるという、創業以来の手作り伝統を護っています。炭火であぶった焦げ目と芳ばしい香り、程よい甘さのタレや餡が調和して食をそそります。