見習いたいですね、ワンちゃんたちの生き様
わが家のワンちゃんも高齢のためか腎不全になってしまい、数日前から水も食事も全く受け付けなくなってしまいました。あんなに健啖家だった彼が大好物を目の前にしても、全く反応しない姿を見ると心が痛みます。しかし、彼は残された力を振り絞って立ち上がり、自分で用を足すため外にでる行動は繰り返しています。
こうした状況に陥ったとき、人間だったらどういう行動をとるでしょうか。大抵の人は、自分が世界中で一番不幸であると信じ込み、周りの人に面倒を見てもらう事を過大に期待するのではないでしょうか。ワンちゃんの生き様を見ていると、自分のことは自分でするのが一番の幸せという哲学が感じられ、とても勇気をもらったような気がします。
もちろん全ての人がそうでは無いと信じたいのですが、私たちはあまりにも依存体質が強すぎるような気がします。せめて、介護が行き届かないことを嘆くより先に、曲がりなりにも「自分のことが自分でできること」これが幸せの原点であるという、ものの考え方を取り戻すべきではないでしょうか。そうワンちゃんに話しかけていたら、彼も少し元気が出できたようです。