釣りや漁業体験のできる三陸の民宿
三陸の民宿では、たいてい舟を持っているので、釣りや養殖場の見学、網揚げなど色々体験できます。気仙沼市大島では「島の学校」と呼ばれる企画があり、民宿に泊まって地引網や無人島体験などを楽しむことができます。もう一つの楽しみはなんと言っても料理ですよね。朝の漁でとれたて新鮮な魚介が食卓に勢揃いします。
例えば、唐唐桑半島には「大漁祝膳」と呼ばれる、大漁時に振舞われてきた伝統の船盛料理がありますが、今では民宿でも味わえるようになっています。また、志津川では、殆どの人が食べ切れないという「民宿十二品料理」が有名ですが、今でもその伝統は受け継がれていて、大食漢の挑戦を待っています。
気仙沼浜では、伝統的な漁法と現代的な漁法を組み合わせながら、豊な海の幸を守り育てています。本吉町ではアワビの釣漁が行われ、南三陸町では「志津川タコ」のブランド名で有名なマダコの篭漁が行われていますが、一方、南三陸町ではウニの潜水漁も行われています。ちょっと早起きすれば、これらの漁を見学できるというわけです。