刑事魂は国民の誇り
警察のふがいなさに憤りを感じている方は多いのではないでしょうか。私もその一人として毎日テレビに向かって噛みついています。現在の法律では自力救済は禁じられているので、社会悪に対しては警察が唯一の頼りですから、いざという時に頼りにならないことを見せ付けられると、悲しさを通り越して気持ちが/滅入ってしまいます。しかし先日、読売新聞の「編集手帳欄」に一筋の光明を見つけ出し、勇気を取り戻せた感じがしました。
それは、北海道警察には「刑事の誓い」と題する言葉があるという記述でした。その内容は、「社会正義のために これがわれわれの使命である」、「打てばひびく これがわれわれの感覚である」、「腰が軽く粘り強い これがわれわれの根性である」、「心と心の触れ合い これがわれわれの誠意である」、「物からものを聞く これがわれわれの科学である」、「話し上手より聞き上手 これがわれわれの技術である」、「どんな役にも誇りを これがわれわれの組織である」というものでした。
綱紀粛正のために1969年に作られたものだそうですが全く色あせていません。それどころか、全く新鮮でどっかの県警に今すぐプレゼントしたいくらいですね。いや、警察組織だけではありません。職務権限に埋没して国民の信頼を裏切り続けた不作為に対し、反省の色を全く見せない○○省庁にも、耳にタコができるぐらい聞かせたい。「省」とは、「かえりみる」という意味だと思っていたのですが、もしかしたら、いらないので、「はぶく」という意味だったのでしょうか?国民は皆いかっています。