松島湾ベイクルーズの多様なメニュー
松島湾ベイクルーズ?が運行している周遊コースは、現在4コース(一部は4月1日から)あります。松尾芭蕉が河合曾良とともに1689年(元禄2年)6月24日朝8時に塩釜神社に参拝し、その足で塩釜港から手漕ぎ舟で島々を遊覧しながら、昼頃に松島に渡ったという。「奥の細道周遊コース」は300年以上前の江戸時代を彷彿とさせる超レトロなコースです。
また、少し時間に余裕のある方は、「奥松島・嵯峨渓周遊コース」をお奨めします。嵯峨渓は、耶馬溪(大分県)、猊鼻渓(岩手県)とともに日本三大渓のひとつに数えられています。松島湾内で最大の島である「宮戸島」の東側海岸線に位置し、湾内に点在する女性的で柔らかい島々とは対照的なリアス式海岸特有の男性的景観が楽しめます。
「松島湾ひとめぐりコース」というというのも面白いかもしれません。これは、松島港から、恵比寿島(えびすじま)、兜島(かぶとじま)、在城島(ざいじようじま)、鎧島(よろいじま)、鐘島(かねじま)、仁王島(におうじま)を巡って松島港に帰るというコースです。なお、30名以上の団体の場合は、「大高森一望コース」が臨時運行されることになっていますので、大高森の大展望台から湾内が一望できます。