ウグイスの啼き声を聴きました
一昨日(3月11日)朝7時ごろのことです。いつものように犬を連れて散歩に出かけようとしていた時、少し頼りない声でホケキョと啼いている声が耳に入ってきました。耳を澄ませると確かにウグイスの啼き声でしたが、どうしてもまだ、ホーホケキョというあの透き通るようなフルコーラスではありませんでした。
それから1時間あまりたった頃、仙台でウグイスの声を確認したというニュースを聞き、二度感動しました。仙台で確認されたというのは、まさかわが家の庭のことではないでしょうが、わが家にも春を告げにきてくれたことは確かです。例年より5日ほど早いそうですが、それほど多いとはいえない庭木なのに、その小枝を定宿にしているウグイスにしてみれば、一宿一飯の恩義を感じていたのかもしれません。
これを笑顔で迎えるわが家の犬もまたたいしたものです。リンゴが大好きな彼は、小鳥のために庭先に並べてあるリンゴには手をつけたことはありません。“これは鳥さんのものだから食べてはいけませんよ”という言いつけをしっかり守っているからです。ところで、「犬の笑顔とはどういう顔なんだ?」と思われる方もあるでしょうが、確かに犬は微笑みます。ただし、こちらが笑顔でいることが最小限の条件ではありますが。