ドリームガーデン彩英花(さえか)
古民家を彩るつるし雛と花に囲まれたユニークなガーデンが涌谷町にオープンしようとしています。窓から差し込む陽ざしが日に日に煌めきと暖かさを増してきています。時々狂ったように寒気が戻ってくる今年の気候ですが、それでも確実に春が訪れていると感じられるようになってきました。花好きにはたまらない季節ですね。
涌谷町のドリームガーデン彩英花では、みなさんにお目見えするときを心待ちにしながら、オーナーの中澤英子さんとお仲間のみんなが毎日準備に勤しんでいます。4月のオープンの頃には2400坪以上という広大な敷地の隅から隅まで、色鮮やかな草や花で埋め尽くされることでしょう。古民家を移築したという母屋には、見事なつるし雛や段飾りが並びます。
古布で作られたという人形たちが所せましと並んでいますが、今年は昨年よりも数が増え、座敷だけではなく、蔵のなかにも飾られるそうです。丸い傘に可愛い人形達がつるされた傘福や絣の藍色が映える手鞠など、昨年とは違ったものが数多く見られます。「遠くからわざわざ来てくださるお客様に、ここにしかないもの見ていただきたくて」と中澤さん。