レーブ・ド・ルピナス
利府町の住宅街花園にあるレーブ・ド・ルピナスには、今話題の塩スイーツが勢ぞろいしています。店内に入ると、大きなガラスケースに彩りも鮮やかで、形も美しいケーキがたくさん並んでいます。塩スイーツも数種類あり、その中でも一番人気を誇っているのが塩ロールケーキの「うずのまほうつかい」という一品だということです。
きめ細かなスポンジにカスタードクリームと生クリームを巻き込んだもので、生クリームはグラニュー糖ではなく果糖を使っているのですっきりした甘さです。そして藻塩がほのかなしょっぱさを醸し出しているので、後味もスッキリしています。パティシエの佐藤和彦さんによると、1年以上かけて美味しい塩加減を見つけたということです。
お客さんの、甘さを控えてほしいという要望から塩で甘さを引き立てようと考え、工夫に工夫を重ねたということです。何しろ塩1gと砂糖1gの強さが全然違うというところに秘密があるようです。驚くのは「釜プリン」です。可愛い釜に塩キャラメルプリンがたっぷり入り、表面には綿帽子が並んだような生クリーム、決め手はやはり塩味のようです。