親切なお姉さんの話
たしか8月の初めごろだったと記憶しているのですが、近所の淋しいワンちゃんを御世話しているお姉さんの話をしました。今日はその続きの話をさせてもらいます。お姉さんの献身ぶりは健在で、あれからも時々みかけるのですが、たまたまワンちゃんの家の近くで、そのお姉さんに合いました。散歩の途中だったので私たちも顔を出したのです。
すると、そのワンちゃんもとてもやさしく、私たちを歓迎してくれました。いつもワンちゃんのことを話題にしながら、何もできないでいることを情けないと思っていたので、今日会うことができてとてもラッキーな気持になれました。おかげさまで「レオ」君としいう名前も教えてもらったので、これからもっと仲良くなれそうな気がしました。
暗闇の中で、懐中電灯の灯りを頼りにごはんをやる姿には感動しました。そこには全く偽善の心はなく、ただワンちゃんが可愛いから御世話をする。そんな純真さが伝わってくるシーンに出会い改めて感謝の念が湧いてきて、ありがとうと心の中でつぶやきました。声に出すのが恥ずかしかったからではなく、何もしない自分が少し無責任に感じたからなのでしょう。