薬莱山とその麓?その1
加美町の西、舟形連峰の一角に位置する薬莱山は、加美富士と呼ばれる美しい形をした山で、高さは標高553mですが、山麓一帯は温泉やゴルフ場、キャンプ場、スキー場などが集まったリゾート地です。薬莱山への登山は登りで約1時間のコース。スキー場脇の赤い大きな鳥居から続く桜並木が上り口で、ほぼ真っ直ぐに706段の階段になっています。
登りは少々きついが、山頂からの眺めが素晴らしい。観光施設は薬莱山の東山麓の高原に集まっています。天然温泉「薬師の湯」、宿泊施設「林泉館」「都邑館」コテージ、地ビールも飲めるレストラン「ぶな林」、ウォータースライダーで遊べる「ウォーターパーク」など、実に盛りだくさんの施設が立ち並んでいます。
また、産直施設「お土産センター」「山の幸センター」では地元農家の朝摘み野菜や山菜、きのこなども格安で販売されています。さらに西に足を伸ばせば、「滝庭の関駒庄」があります。かつて御番所が置かれていた場所に古い農家屋敷があり、手打ちそばが食べられる他、手打ち体験や宿泊もできます。さらに奥の荒沢に向かうと荒沢大滝があります。