宮城おとぎ街道?白石市
白石市といえば、片倉小十郎が築いた白石城。匠の技を駆使して2年の歳月をかけ、平成7年に復元された木造最大級の復元城で、天守閣から眺める蔵王連峰は絶景そのものです。また、白石城主・片倉小十郎の人気にあやかって作られた小十郎プラザでは、小十郎&こじゅうろうくんグッズを展示即売コーナーで販売しています。
一方、中心市街地の賑わいづくり研究会では、「仇討ちシリーズ」と銘打ってまんじゅう、クッキー、ドーナツなどを開発しましたが、激辛とゲーム性で人気を呼んでいます。このシリーズは姉妹の仇討ち物語をもとに誕生したものです。第5弾の「仇討ちスパゲッティ」第6弾の「仇討ちうーめん」などが続々登場しています。
寛永13年、百姓が白石城下の剣術指南・志賀団七の袴に泥をかけ無礼うちにされた。父の敵をとるため姉妹は由井正雪の門下となり、姉の宮城野の鎖鎌と妹信夫の薙刀で見事に仇討ちを遂げました。その父子の霊が祀られているのが「考子堂」です。このほかにも、白石城・白石歴史探訪ミュージアム・武家屋敷などの見所があります。