宮城おとぎ街道?角田市
宮城県最古の木造建築である「勝楽山高蔵寺阿弥陀堂」は、安置されている阿弥陀如来坐像とともに、国の重要文化財に指定されています。全国に7か所だけ現存する平安時代の阿弥陀仏堂の一つに数えられています。また、ここ角田市には、日本初の純国産ロケット「H???ロケットの実物大模型(高さ49m)が設置されています。
展示館では貴重なロケットエンジンの展示や宇宙食の販売も行っています。展望室からの眺めは、360度の大パノラマが楽しめますが、ゴールデンウィ?ク期間中に行われる「菜の花まつり」も人気があります。5月3日のスペシャル・イベントデーでは、市民コーラスや地元高校生の吹奏楽演奏など盛り沢山のイベントで賑わいます。
一方、平安時代初期に遡る伝承に彩られた安狐山斗蔵寺観音堂は、市の南西、斗蔵山(250m)山頂にあります。この観音堂は、奥州三十三観音四番札所として信仰を集めています。付近一帯は「野鳥の森」と呼ばれるバードウォッチングに絶好の場所となっています。角田市は、伝統文化と時代の最先端を行くスペースタワー・コスモハウスが融合する町です。