宮城おとぎ街道?大河原町
大河原は、平安時代から「梅が枝荘」と詠われた、歴史ある梅の里です。町の西南部に約6haにわたって広がる堤梅団地には、3000本の白加賀や南高が植えられ、3月中旬から4月上旬にかけて見ごろを迎えます。梅の収穫時期に合わせて、6月中旬には「おおかわら梅まつり」という一大イベントが開催されて町が賑わいます。
梅のもぎ取り体験や梅干し用の梅の予約、梅加工品、漬物などの試食販売など、盛りたくさんの内容で、梅干の種飛ばしなどの楽しいコーナーもあります。エキスたっぷりの爽やかドリンク「梅しずく」、さっぱり風味の「うめソース」、塩分控えめでまろやかな味が自慢の「うめぼし酢しょうゆ」などが、梅が枝荘の梅シリーズです。
いずれも、地元名産の梅を使った伝統技法で手作りの味にこだわっています。また、地元大河原商業高校の生徒がプロデュースした梅のキャンディ「うめ輝らり」は、生産農家や製造業者、行政機関、高校生達の思いが実った新しい地域ブランドです。青梅を使った無着色、無香料で、梅本来のやさしく澄んだ味に仕上がっています。