ムサシの感触
ムサシのおかげで、今でも殆ど毎日散歩にでかけるようにしています。少しぐらい疲れていても歩き出すと足が勝手に進みだし、なぜかそれほど苦痛ではないのです。そして、今でもムサシのリードをしっかり握っています。この感触にはまた何ともいえない安心感があり、ムサシの喜びが伝わってくるようでとても落ち着きます。
ムサシが喜ぶことは何でもやろうと決めていたせいか、多少の荒天などもほとんど気にならず、歩けない日の方がむしろ苦痛に感じられるくらいなので、ムサシは本当によい習慣を残してくれたものだと感謝しています。この分だと、かなり長く続けられそうだし、義務的観念にとらわれることもないので自然体で臨めます。
それに、ムサシの友達にあうのも楽しみだし、むかし以上にムサシと会話をする機会も多くなりました。ただ、車に乗るときだけは、ムサシの席にはなぜか座ることは出来ません。彼に言わせると、そんな遠慮はいらないと言うのですが、よく考えてみるとこれは遠慮なんかではなく、わが家の決まりになって定着しているだけなのかもしれません。