松島の夏の味覚
松島を中心にした飲食施設14店が松島湾産のアナゴを使って自慢の丼を提供しています。名づけて「松島名物あなご丼キャンペーン」という企画ですが、松島湾などの県内アナゴを使うことといったルールがあるだけで、調理方法や価格などは各参加店の自由であるとのことで、6月11日、松島町の飲食施設で発表会が開かれました。
加盟店は、「さんとり茶屋」「独まん食堂」「田里津庵」などですが、さんとり茶屋は軟らかく煮てタレをかけた「あなご丼」、独まん食堂はアナゴの天ぷらを丸ごと載せた「あなご天丼」、田里津庵は専門店「あなご茶屋」を利府町に開店し、年間を通じてアナゴの「ひつまぶし」を提供するということですが、いずれもお手ごろな価格で味わうことができます。
このキャンペーンは、仙台・宮城観光キャンペーン松島地区実行委員会が「松島湾の冬の名物カキに続き、アナゴを夏の目玉にしようと企画したものだそうです。松島湾のアナゴは年間30?50トン水揚げされており、小ぶりだが脂がのっているのが特徴です。6?9月が旬のアナゴを活用して、地域資源の掘り起こしに取り組んでいます。