世界一おバカな犬
ゴールデンウィークのはじめに、家族3人で「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という映画を見に行った。生前のムサシとは違い、文字通り私と一心同体となったムサシは、誰はばかることなくどこへでも一緒に行けます。もちろん映画館だって例外ではありません。今回はワンちゃんの映画とあってムサシの解説付きです。
そのムサシの解説によると、この映画は、最初と最後は本物だが中間はフィクションだというのです。「最初のうち、やんちゃなのは、ボクたちの本性なので映画の通りで、自分も全く同じだった。しかし、人間と共存するためには何が必要なのかを学習する能力は人間よりも優れているので、このマーリー君だって例外ではないはずだ。」というのである。
そういわれてみれば、確かにあの傍若無人ぶりは尋常ではない。その割には愛され方を心得ているところは確かに不自然な気がしないでもなかった。最後のシーンはわが家のムサシと重なり胸がいたくなったが、その後の世界を経験しているムサシ自身は、意外にも冷静で、彼(マーリー君)もきっとボクと同じように幸せになれるといってくれた。