ラブちゃんの奮闘記
先日あるテレビ番組で、後ろ足が不自由なラブラドールが、女子高校生の献身的な努力により立ち上がり、歩けるようになった話が紹介されていました。このラブラドールはムサシと同じ黒ですがメスだということです。雨の中で震えているところを女子高校生に助けられたこのラブラドールは、名前がわからないので「ラブ」と名づけられました。
交通事故にあったらしく、脊髄の損傷で両方の後ろ足と尻尾が全く機能しない状態で、医者にも見離されてしましましたが、引き取った女子高校生と近くに住む友人の男子高校生は、決して諦めることなくリハビリに励みました。その甲斐あって、とうとう「ラブ」は
歩けるようになりました。わが家ムサシと同じ黒で目の色も茶色なのでつい力がはいってしましました。
その後、元の飼い主が現れ、結局は帰ることになるのですが、女子高校生が「ラブ」を手放すことを決意したシーンがとても感動的でした。「ラブ」は女子高校生と飼い主の間で揺れ動いていたのでしょう。幸いにしてムサシにはこうした思いをさせることはなかったのですが、何故かこのことについてムサシに話す気にはなれませんでした。