名取川の上流の秋保温泉?その1
伊達家の湯浴み御殿として栄えた老舗旅館、「伝承千年の宿佐勘」は、第29代欽明天皇が湯浴したところ、数日で病が全快したことに由来する。清流名取川のせせらぎに包まれながら、入浴できる露天風呂(川原の湯:男女入替制)が人気です。夕食は、塩釜港に水揚げされた魚介類や仙台牛、減農野菜など山海の旬の味が並びます。
一方こちらも元禄年間の創業という風格ある和風施設「ホテルニュー水戸屋」は、2007年の改装で、大浴場「水心鏡」のほか、季節の移ろいを静かに楽しめる貸切風呂、温泉半露天風呂付きの3タイプが増設されました。宿泊客は別館のサウナ付きバーデンプールを無料で利用できます。和のくつろぎと洋風のアーバンリゾートの雰囲気を併せ持った老舗です。
また、創業380年以上の歴史を誇る「岩沼屋」は、レトロモダンな調度品が配置され、女性専用客室のティアラなども、落ち着いた雰囲気があります。自慢の大浴場「神嘗の湯」は、ぬるめ、中ぐらい、熱め、水の4槽の湯船に分けられているほか、家族風呂や中庭には天然石で造った岩組の露天風呂などもあり、料理もなかなか好評です。