ビュフェレストラン仙萩庵
生まれ育った土地の旬の食材が一番体に良い、という教えが昔からありました。その精神を受け継ぎ、郷土の山や海、野にたわわに実る恵みを、自然で体に優しい料理に仕立てるというのが、黒川郡冨谷町にある「仙萩庵」の身上です。とはいえ、単に昔の食を提供するというのではなく、一つの仮説に基づいて創作しているのが面白いところです。
日本の食文化が、戦後の欧米化を迎えることなく真っすぐに発展を遂げていたならどうなっていたか、という想定で料理を想像しているところが特徴です。50種類以上並ぶビュフェは、野菜寿司、揚げたて天ぷら、前菜、おでん、味噌汁、焼物、ドレッシングなど全てが手作りで、一つひとつが心に染みわたるおいしさです。
契約農家直送の野菜や土釜で炊き上げる有機栽培・天日干しのコシヒカリもつやつやで甘みに満ちています。さらに、野菜や穀物を主役にしたスウィーツも自慢の一つです。料理、スウィーツ共にマクロビオテックの考えを基本にし、特にスウィーツは動物性油脂、乳製品、上白砂糖、卵、添加物は一切使用せず、24品目ものアレルギー性食品を表示しています。