最近のレオ君
今年2月末に起きたチリ地震津波から2ヵ月になろうとしていますが、あれ以来レオ君にはとんと御無沙汰しっぱなしです。というのは、そのころから例の杉花粉が飛び始めたため、彼を散歩に誘えなくなってしまったからです。それとこれとでは話が違うといわれそうですが、私にとってはのっぴきならない事情があるのです。
実は私は重度(多分)の花粉症であるため、散歩に出かける時はゴーグルにマスクといういで立ちですが、このスタイルだとメガネ一瞬して曇り、たちまち視界1メートルという状態になってしまいます。もちろん、メガネの曇らないマスクやマスクのいらない薬など、ありとあらゆる方法を試してみましたが、いずれも失敗でした。自分一人の場合は、それでもなんとか歩けるのですが、この状態でレオ君と付き合うのは困難です。
以前にもお話しした通り、散歩となるとレオ君はストレスが一気爆発しますので、しっかりとコントロールしなければ、危ない目あわせてしまうことになりかねないからです。しかし、レオ君は賢いので、私たちがそばを通りかかると、足音を聞きわけラブコールを送ってきます。私たちは息を殺して速やかに通り過ぎるしかありません。