勝手な想像(その2)
その時の様子では、何らかのショックで小鳥が脳しんとうでも起こしてうずくまっているところにムサシが通りかかったということのようでしたが、その後は話題になることもありませんでした。まさかその時の小鳥が、今、毎日わが家を訪れるピーコ(家内がムクドリにつけた名前)ではないでしょうが、何か関係があるような気がしています。
ムクドリが何年生きるのかは解りませんが、家に来ているのはかなり若いようなので、まさかと思いつつも、せめて親戚ぐらいであって欲しいものだと思います。さすがのムサシもあの時の小鳥の顔は覚えていないようですが、そんなことがあったことは記憶にあるようなのです。私もその時のムサシの顔が優しかったことだけは覚えています。
こんなにたくさんの小鳥たちが、わが家に集まるようになったのは、ムサシの徳のせいであることは間違いないと思うのですが、どうしてそれが今なのかは解りません。それはともかく、たいして広い庭でもないのに、毎日律儀にやってくる小鳥たちと、末永く付き合えたらいいね!と家族(ムサシと三人)で話しています。