脱走したワンちゃんは、いま
もう一年近くなるでしょうか。近所のワンちゃんか重い鎖を引きずりながら彷徨していた。ちょうど今のような暑い日だったので、早く家に帰らせてあげようとして、飼い主を探し回ったことがあった。その様子はこのブログでも紹介したと記憶していますが、最近よく散歩の途中で見かけるのですが、不思議そうな顔をしてじっとこちらを見ています。
といっても、彼(彼女)も散歩しているのではなく、私が一方的に家の前を通るので声をかけるのですが、見覚えがあるようなないような実に複雑な表情をします。このことをムサシに聞いて見ると、ワレワレの仲間がオヤジのことを忘れるわけがないといいます。それではどうして、一声かけてくれないのでしょうか。
するとムサシは更にこう続けるのです。それは、「明らかにボクに気を使っているのだ。」ということです。以前に交番につれてってもらったときも、ボクが傍にいないので、かなり遠慮したに違いないともいっています。ムサシは一向に構わないのですが、周りのワンちゃんにしてみれば、オヤジを借りたことにちょっと戸惑ったということのようです。