ムサシへの報告?その1
昨年の6月に起きた岩手・宮城内陸地震で、行方不明になっていたご夫婦の遺体を地震発生から1年ぶりに見つけることができたということです。報道によると、このとき活躍したのが2頭の警察犬だということでした。仙台市の森正弘さん、洋子さんご夫婦が消息を絶ったのは、宮城県栗原市の「白糸の滝つり橋」付近ということでした。
ビックス(オス5歳)とリンドムート(メス、2歳)のシェパードの2頭は、先月8日に11か月ぶりに再開された遺体捜索に参加し、捜査が開始されてから数分後に、まずリンドムートが崩落した土砂に向かって吠え始めた。続いてビックスも同じ場所で激しく土をけったため、重機で掘り進めたところ、翌日、2m下の土の中から2人の遺体が見つかった。
2頭は父と娘の関係で、ビックスは宮城県大崎市の民間訓練所が所有。リンドムートは仙台市の会社員が飼い主ですが、ビックスと同じ訓練所で生活しているということです。何をかくそう、この訓練所こそわが家のムサシの学び舎だったのです。早速ムサシに報告すると、先輩として大変誇りに思うとのことでした。ついでに私も誇りに思いました。