野菜に埋もれたタンメン?その1
石巻市のほぼ中央に昔ながらの中華料理店「大王」があります。わたしの好みで言わせてもらえば、味は75点、ボリュームは120点、値段は105点、平均点で言うと100点というところでしょうか。タンメンを注文してみたところ、具の野菜があまりにも多くて食べても食べても麺にたどり着けないほどの超大盛りです。
ところでこのお店のユニークなところは、大盛りの丼に限ったことではないのです。というのは店に入った時から、数人の店員さんがお互いにブツブツと文句を言い合っているようなのです。それがなんと、注文した大盛りのタンメン(大盛りを頼んだわけではありません)と格闘してようやく食べ終わった頃も一向に収まる気配ありません。
変わったお店だなと思い、好奇心にも誘われてもう一度入ってみることにしました。すると今日も同じ光景が目に入ってきました。それでも、お客様が入ると、途端ににこやかになり愛想よく、いらっしゃいませと挨拶します。そしてまた呪文のような口げんかが延々と続けられるのです。もしかすると、これが商売繁盛の秘訣なのかもしれませんね。