生活習慣と子供の成績の関係
日経新聞の「数字は語る(2008年10月13日)」に「正しい生活 成績向上の道」というコラム記事がありました。この欄についてコメントするのは確か2回目だと思うのですが、ちょっと気になったので取り上げました。ここでは全国学力テストの結果から、規則正しい朝食や就寝時間の相関関係が読み取れるということのようです。
朝食を毎日食べ、就寝の時刻も一定した層ほど小六、中三とも平均正解率が高いという結果が出た。規則正しい生活習慣が成績の向上につながっている。「朝食を毎日食べていますか」の問いに「している」とした層は「全くしていない」とした層に比べ、中三の国語(基礎問題)の正解率で11.6ポイント、数学(同)では20.8ポイントの差があった。
また「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」との問いでも「している」と解答した層の正解率は「全くしていない」層より全科目で7.5?16.5ポイント上回ったということです。しかし、「している」と答えた生徒が81.2%であることを考え合わせれば、“成績のいい子は生活態度もいい”というあたりまえのことを確認したに過ぎないように思うのですが?