丸森町の阿武隈ライン舟下り
仙台から車で約1時間南へ下ると阿武隈川沿いの町丸森町に着きます。この町は、かつて米や農産物を積んだひらた船が川を行き来していましが、今はのんびりと船下りを楽しむことができます。悠久の流れを屋形船でゆったりと進むコースには、「弘法の噴水」などの見所もあり、9?11月下旬までは芋煮とおにぎりがつく芋煮船も登場します。
のどかな川の流れに身を任せ、心地よい風と緑を満喫した後は、江戸から昭和にかけての豪商の暮らしぶりが窺える蔵の郷土館・齋理屋敷を見て回るコースもあります。丸森の歴史や文化に親しんだ後には、丸森名物イノシシ鍋や寄せ鍋など、地元特産のキノコや野菜をふんだんに使った料理を味わうことができます。
上流の産業伝承館(あぶくま駅)を出発し、下流の観光交流センターに向かう約11kmのあぶくま駅コースは、2,000円、観光交流センター発着の周遊コースは1,600円(いずれも4?11月運行)、12?3月はこたつ船のみの運航です。また、電車でのんびりという人には、ウイークエンドバス「るんるん号」が阿武隈急行の発着時間に合わせて運行されます。