利府街道の名物屋台
利府町といえば、昔から町の産業を支えてきたのが「梨」です。この梨には赤梨と青梨がありますが、利府町で栽培されてきたのは赤梨が多く、そのなかでも利府梨といえば、「長十郎」と言われるくらいの代表品種です。水分が多く果肉は固めで甘いのが特徴であるため、長十郎ファンにはたまらないようです。
この利府梨が夏から秋にかけて、利府街道に並ぶ屋台で販売されます。農家が梨や野菜などの地場産品を並べて販売する風景は、利府町の風物詩として定着していますので、屋台めぐりをして楽しまれるお客様も多いようです。また、ゆでたてのとうもろこしもなかなかいけると評判です。是非立ち寄ってみてください。
また、この利府梨を利用して作った梨ワインやお菓子もあります。ワインは「りふの女(ひと)」、「りふの翁(おきな)」、の2種類で、お菓子は梨ゼリー「梨んぼう」、「なしサブレ」、「梨のかりんとう」などがそれですが、ちょっと物足りない方には、「利府浪漫」という星あかりで造った純米酒も用意されております。