一味違う揚げまんじゅう?つつみ揚
山形県との県境に近い作並温泉の名物として誕生したのが「つつみ揚」です。社長の小原安洋さんが脱サラを機に取り組んだのが、この揚げまんじゅう「つつみ揚」ですが、最初は皮が破けるなどして大奮闘した結果、店のオープンにようやく間に合ったというエピソードがある商品です。しかし、その甲斐あってちょっと違ったものに仕上がりました。
たっぷりの油で200℃、10分くらい揚げる。揚がり具合は色あいを見ながら判断するのだそうです。成型までは機械で行いますが、揚げるのは手作業で行っているのがコツで、さっくりとクッキーのような生地で、上品な甘さのあんにくるみの粒がアクセントに添えられています。口コミで評判が広まり、他の店からレシピを訪ねられることもあるそうです。
また、1本110円のだんごもまたいけますよ。注文を受けてからあんをたっぷり絡める。その方があんが水っぽくならず美味しくいただけるとのことです。だんごのあん作りはもっぱら社長の仕事で、「つつみ揚」を作るのは奥様とスタッフに任せているという。ここ「つつみ屋作並店」では、一日2400個?4000個の「つつみ揚」を作っています。