栗駒山麓の温泉郷?その2
栗駒の樹海の中、三迫川の源流に近い谷間に一軒宿の[駒の湯温泉]がある。元和3年(1617年)の開湯といわれる古湯で、馬の蹄から湧き出したことからこの名がついたとか。豊富な湯量を誇り、浴場の外にはブナの原生林が間近に迫り、川では釣りも楽しめます。食事は取れたてのイワナや旬の野菜が味わえます。
「ランプの宿湯浜温泉三浦旅館」は、標高700m付近にある湯浜温泉の一軒宿です。大自然を眺めながらの混浴露天風呂が秘湯の赴きを一層感じさせてくれます。国道398号線沿いにある駐車場から谷を下り渓流沿いの道を向かうと、途中に小さな露天風呂があります。館内には男女別の内風呂も完備されていて、夜になるとランプが灯されます。
一方こちら湯ノ倉温泉「湯栄館」もランプの湯として親しまれています。手つかずの自然に抱かれた渓流の宿で、渓流にせり出した巨大な露天風呂が名物です。あたりが暗くなるとランプが灯され、館内は橙色の明かりに包まれます。たまには世間の喧騒から開放され、ゆったりと渓流に身を委ねるという贅沢が身近に味わえます。