酒まんじゅうもお奨め品の一つ
岩出山といえば、忘れてならないのが酒まんじゅうでしょう。享保2年の創業という伝統のまんじゅうは、もち米を一晩寝かせて造るドブロクを皮に使っているという。鳴子温泉の帰りには必ずといっていいほど立ち寄るのが、先に紹介した栗だんご店とこの酒まんじゅうの店です。
人の好みは様々ですので何ともいえませんが、私は岩出山の花山太右衛門商店の酒まんじゅうが気にいっています。店に入るとつい買いすぎてしまい、食べきれずに持ち帰ることになるのですが、次の日に温めなおしても結構いけますが、何しろ、鳴子の栗だんごも食べなければなりませんので数日は格闘が続きます。
それでも懲りないところが魅力なのでしょうか。「酒まんじゅう」というネーミングのせいなのでしょうか、普段は「まんじゅうはどうも?」と甘いものを敬遠している友人なども、酒という名前に釣られて手を出すと、これはイケルといって食べ始めます。キレがあってコクがあるあのビールのようなものなのでしょうか?